定義

【2020最新版】GPSドローンの機能やデメリットを徹底解説!おすすめのGPSドローンも紹介!

ユイ
ユイ

GPSドローンって最近よく聞くけど、どんな機能があるんだろう?

エリカ
エリカ

いい質問ね。
ユイちゃん!

現在発売されているドローンの多くにGPSが搭載されているのよ。
GPSが搭載されていることによって出来ることも増えるの。

という事で今回は

  • GPSとはそもそもどのようなシステムなのか
  • GPSドローンではどんなことが可能なのか
  • 初心者におすすめのGPSドローン

この3点を中心に解説していきます。

では以下に参りましょう。

ドローンに搭載されているGPSとは

GPSは「Global Positioning System(グローバル・ポジショニング・システム)」の略です。

宇宙にあるGPS衛星から信号をキャッチすることで、地球上のどこにいるかという位置情報を知ることができるシステムです。

スマホ、PC、カーナビなどあらゆる機器にGPSが搭載されています。

スマホの地図やカーナビを見ながら、迷わずに目的地まで到着できるのもGPSがあるおかげです。

現在、販売されているドローンの多くに、このGPSが搭載されています。

では次に、ドローンではどのようなことにGPSを使っているのか、詳しく見ていきましょう。

GPSドローンでできること

GPS搭載のドローンでは、主に

  1. 「自律飛行」
  2. 「自動ホバリング」

といったことが可能です。

自律飛行とは

あらかじめ設定したルート通りに、ドローンがGPSで自らの位置を把握しながら飛行するというものです。

障害物や信号の電波が届かないといった原因でGPSを受信できなくなったとき、指定した場所まで自動帰還する機能にも応用できます。

また、あらかじめ範囲を指定しておけば、農薬散布に活用することも可能です。

そのほか、測量、物流(宅配等)、点検、警備といったさまざまな分野に応用が利くのがGPSドローンの自律飛行です。

自動ホバリングとは

ドローンの基本操作の中で、ドローンを空中で静止させることをホバリングと言います。

GPSがないドローンは自動ホバリングができませんが、GPSドローンであれば、初心者でも簡単に自動ホバリングが可能です。

このように、GPSが搭載されていることでドローンの応用範囲が大きく広がるほか、初心者でも安心してドローンを操作できるようになります。

しかし、障害物や山の奥の方といった、受信状態がよくない場所ではGPSを受信できないことがあります。

その場合、衝突や墜落させてしまったり、見失ってしまったりするリスクが生じるということは、知っておいた方が良いでしょう。

GPSの弱点

GPSはドローンはもとより数多くの場面で私たちの生活になくてはならない存在になりました。

しかし、大きな弱点が一つあります。

それは「建物の中ではGPS信号を受信できない」ことです。

GPS信号は直進性が強く、建物など信号を反射してしまう場面では正確に信号を受信してくれません。

そのため「高い建物」が多い場所や「厚い雲」などに覆われているような条件だと普段よりも受信の感度が悪くなります。

以下が受信が困難な環境です。

GPSの受信が困難な環境
  • 建物の中
  • ドローンと操縦者の間に建物など障害物があること
  • 雲が分厚い天候
  • 山奥
  • 滝壺

などがあります。

GPSモードとATTIモード

『GPS』の捕捉ができないと、ドローンは完全手動の『ATTI』モードに切り替わってしまいます。

この時、初めて手動操縦を経験すると、たいていの場合はパニックに陥ります。

そのため、ドローン操縦士は常に『GPS』の受信状況に気を配り、場合によっては『ATTI』モードでの操縦にも備えておかねばなりません。

初心者におすすめのGPSドローン3選

GPSとはどういうシステムなのか、GPSドローンでできることや知っておきたいリスクは何かを簡単に解説してきました。

最後に初心者におすすめのGPSドローンを3つ、ご紹介します。

Hubsan

H502 E X4 DESIRE:参考価格7,821円

GPSドローンの中でも比較的安く手に入るのがこちらです。

720p HDカメラを搭載していますので、動画や静止画の撮影も可能です。

もちろん、自動ホバリングもできます。

安い分、万が一壊してしまった場合でも、精神的なダメージが少なくて済むのも初心者としてはありがたいでしょう。

詳しくはこちら

Holy Stone

F181G:参考価格13,999円

自動ホバリングはもちろん、機体がどこを向いていても操縦者から見た方向に動かせるヘッドレストモード、360℃宙返り機能、高度維持機能なども搭載されています。

720p HDカメラを搭載し、FPV(※)にも対応しています。

「First Person View」の略で、一人称視点のことです。ドローンのコックピットに乗っているかのような、臨場感あふれる映像をリアルタイムに楽しむことができます。ドローンレースでもFPVを利用します。

詳しくはこちら

Potensic

T25:参考価格18,880円

値段は少々高いですが、自動ホバリングの安定感の高さ、1080p HDカメラ(120°広角)、自動追跡するフォローミーモード、自動帰還するオートリターンモードなど、さまざまな機能が搭載されています。

ドローンの操縦に慣れてきたら、ぜひともチャレンジしたい一台です。

このほかにも、さまざまなGPSドローンが販売されています。

ぜひ、自分のレベルに合ったGPSドローンを探してみてください。

詳しくはこちら

まとめ

ユイ
ユイ

GPSが搭載されているドローンは便利だけど、気をつけないといけないところもあるんだね。

エリカ
エリカ

そうね。
ドローンを安全に飛行させる上でもGPSの機能をしっかり理解しておくことが大切になるわ。

GPS機能が使えなくなる場所ではいつでも手動飛行出来る準備をしておきましょう。

初心者の方でもし、墜落させてしまっても、基礎をりかいしていないと肝心の

「なんで墜落したのか?」

ということが理解できなければ次に活かすことができませんし、下手をするとずっと気付かずにドローンを操作し続けることになります。

GPSに限らず、ドローンの知識と技術は両方しっかり学んで生きてきますので、常に勉強しておきましょう!