規制

【2020最新版】ドローンを許可不要で飛ばす方法とは?許可が必要なケース不要なケースを徹底解説!

エリカ
エリカ

2015年以降、着々とドローンに関する規制が定められ始めているわね。

「許可の申請は面倒だから、許可が不要な場所で飛ばしたい」
という方も多いんじゃないかしら。
今回は許可不要でドローンを飛ばせる場所について紹介していくわ。

タクミ
タクミ

許可の要らない場所なんてあるのか?!

ドローンを飛ばすにはいろいろな規制があります。

場合によってはドローンの飛行許可が必要になります。

申請手続きとかって面倒です。

という事で今回は

  • 許可は必要なケースと不要なケースとは
  • 200gの許可申請について
  • 許可が不要なケースの場合の注意点

この3点を中心に解説していきます。

では早速確認していきましょう。

許可が不要なケースと許可が必要なケース

ドローンを飛ばすための免許や資格は不要な場合でも、ドローンの飛行に際しては許可が必要なケースがあります。

許可が必要なケースを知っておかなければ、いざ判断に迷った時に正しい選択ができませんので、許可が不要なケースを知るために、まずは必要なケースを知るところから始めましょう。

機体重量200g以上のドローンについて、国土交通大臣や地方航空局長の許可が必要になるケースを見てみます。

空港等の周辺の上空の空域

管轄の空港事務所に許可を申請する必要があります。

機体重量200g未満のドローンは許可不要です。

150m以上の高さの空域

同じく管轄の空港事務所に許可を申請する必要があります。

機体重量200g未満のドローンは許可不要です。

人口集中地区の上空

国土交通省に許可を申請する必要があります。

機体重量200g未満のドローンは許可不要です。

なお、上記に該当しなくても、ドローンを飛行させるために許可が必要になるケースがありますので、併せて覚えておきましょう。

  • 日没後の飛行
  • 目視外飛行
  • 縁日など人が集まる催しの上空
  • 第三者または第三者の建物や自動車などから30m以内の飛行
  • 危険物を輸送する
  • 物件を落下させる

上記の場合、許可が必要になります。

現在、200g未満のドローンについては基本的に許可不要ですが、相次ぐ事故を受けて、今後は法改正される可能性も考えられます。

「200g未満は許可が不要だから」と安心せず、最新情報は常にチェックしておきましょう。

さらに詳しくドローンの法律に関して知りたい方は以下の記事を参照下さい。

【2020最新版】ドローンの法律・ルールを簡単に解説!新たな規制や航空法とは? 「ドローンに関わる法律は何? どれだけあるの?」 という素朴なギモンを解消するべく、ドローンに関連する情報をまとめ...

「200g未満は許可が不要だから安心」ではない

先ほどもお伝えしたとおり、200g未満は航空法に基づいた許可が不要だから安心という訳ではありません。

「200g未満だから許可は不要」と思い込んで、うっかり都立公園でドローンを飛ばしてしまうと、都の条例違反に問われる可能性があります。

同じく「200g未満で航空法に抵触しないから許可は不要」と勘違いして、

国会議事堂や首相官邸など、国の重要施設周辺でドローンを飛ばしてしまうと、懲役刑や罰金刑に科されてしまう可能性もあります。

ほかにも

  • 電波法
  • 道路交通法
  • 個人情報保護法
  • 軽犯罪法

などに抵触する可能性があります。

200g未満のドローンは許可不要とはいえ、さまざまな法制が絡んでくるということを覚えておかなければなりません。

ドローンの200g以下の法律に関して詳しく知りたい方は以下の記事を参照下さい。

【2020最新版】200g以下のトイドローンにも適用される法規制を徹底解説! ドローンを飛行させる際に最も気をつけるべきは航空法のルールです。 航空法で禁止されている場所や条件でドロー...

ドローン飛行の際に許可不要なケースとは

機体重量にかかわらず、ドローンの飛行に際して許可が不要になるケースとは、結局どのようなものなのかについて考えてみましょう。

許可不要でドローンを飛ばすには、まず航空法で定められている

  • 「空港周辺」
  • 「人口集中地区」以外
  • 「150m以下の空域」

である必要があります。

そのうえで

  • 「国の重要施設から離れている」
  • 「危険物を輸送したり物件を投下させたりしない」
  • 「日の出から日の入りまでの間で目に見える範囲」

などの条件をクリアすれば、許可不要でドローンを飛ばすことができます。

これらの条件を満たせる方は、その場所で飛行させれば良いのですが、許可が不要とはいえ、それ以外にも

  • 「都道府県の条例で禁止されている場所」
  • 「人が集まっている場所や公共施設」
  • 「高圧電線や発電所など電気を発する場所の近く」
  • 「他人の部屋などプライバシーが写り込んでしまう可能性がある場所」

などは避け、マナーやルールを守る必要があります。

まとめ

エリカ
エリカ

許可は不要なケースを上記で紹介しましたが、すべての条件を満たすには、特に都市部などでは難しいわ。
それでもたった一つ、皆さんもよくご存知の「許可不要でドローンを飛ばせる簡単な方法」が残っています。

許可不要でドローンを飛ばす方法の中で、もっとも簡単なのは「ドローン飛行場を利用すること」よ。

ドローン飛行場はまだまだ全国的に少なく、基本的に有料となりますが、許可不要で、その他の法制に抵触するリスクもきわめて低いため、安心してドローンを飛ばすことができる最善の場所ではないでしょうか。

タクミ
タクミ

ドローン飛行練習場なら思う存分、ドローンを飛ばせるんだな!!
早速練習するか!!

  • 許可不要な場所が見つからない
  • 許可不要でドローンを飛ばしたい
  • 許可が必要か不要か迷った

といった時はぜひ、ドローン飛行場で安心して、思いっきりドローンを飛ばしてみることをおすすめします。