ドローンメーカーの中でも間違いなくトップを走っているといえるのが、中国のDJIね。
今では、ドローンといえばDJIというほどの知名度と人気を誇っているわ。
今回はそんなDJIについて詳しく解説し、これからドローンを始めたい人向けのモデルや購入方法なども紹介していくわね。
ドローンを購入する前に知っておきたいのが、世界のドローン市場をけん引する3つのメーカーです。
- DJI(中国)
Phantom、Inspire など - Parrot(フランス)
AR.Drone、 Bebop Drone など - 3D Robotics(アメリカ)
Solo, IRIS など
フランスのParrotはドローンブームの火付け役ともいわれ、そのデザインや操縦性に高い評価が集まっています。
アメリカの3D Roboticsは、ドローンのソフトウェアをオープンソースで開発したことで注目されました。
そして、今回紹介するのが中国の深センに本社を構えるDJIです。
どんな企業なのか、詳しくご紹介します。
それでは以下に参ります。
目次
ドローンメーカーDJIってどんな会社?
DJIは、中国のシリコンバレーとも呼ばれる広東省の深センに本社を置く企業で、2018年現在、一般向けのドローン市場において約7割のシェアを占めているといわれています。
DJIの歴史を簡単に紐解くと、創業は2006年。
2009年には初めての製品としてドローンの飛行を制御するフライトコントローラーシステムをリリースしました。
2012年には、今やDJIの代名詞ともいわれる「Phantom」シリーズの第1弾を発売。その後も、高性能なドローンやフライトシステム、ドローンに搭載されたカメラの技術を生かした手持ちカメラなど、製品を次々と世に送り出してきました。
中でも人気なのが、「Phantom」「Mavic」「Spark」の3つのシリーズのドローンです。
世界シェア率トップを誇るメーカーDJIで展開しているドローンはどんなものがある?
DJIが展開しているドローンの中でも、一般向けとして人気な
- 「Phantom」
- 「Mavic」
- 「Spark」
上記の3つについて、詳しく見ていきましょう。
①Phantom
DJIといえばPhantomといわれるほどの人気シリーズです。
その中でも人気のPhantom 4 Proの特徴は、カメラの性能の高さと赤外線センサーによる障害物の探知です。
これによって、空からでも綺麗に、そして安全に撮影をすることができます。
- 価格:204,000円(税込)
- 飛行時間:約30分
- 伝送距離:約4㎞
- 速度:約72㎞/h
- カメラ:2,000万画素
- 動画:4K 60fps
- センサー検知:30m
- 障害物検知:5方向
- 操作:送信
- 重量:1,388g
- サイズ: 289.5×289.5×196 mm(長さ×横×高さ)
②Mavic
Mavicシリーズの特徴は、なんといってもコンパクトで高性能なこと。
その中でもMavic Proは、「ペットボトルとほぼ同じサイズ」というフレーズとともに登場しました。
アームとプロペラを折りたたむと、500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさの直方体にして、コンパクトに持ち運ぶことができるのです。
- 価格:114,800円(税込)
- 飛行時間 :約27分
- 伝送距離:約4㎞
- 速度:約65㎞/h
- カメラ:1,235万画素
- 動画:4K 60fps
- センサー検知:30m
- 障害物検知:前方・下方
- 操作:送信機
- 重量:734g
- サイズ:198×83×83 mm(長さ×横×高さ)
③Spark
とにかくコンパクト、そして空からの撮影に力をいれたのが、2017年に発表された新シリーズのSparkです。
ビビットなカラーの5色展開、コントローラー不要で手のひらをかざすだけで操れる操作性、難しい空撮も自動で行ってくれる「Quick Shot」など、機能が豊富にそろっています。
- 価格:54,800円(税込)
- 飛行時間:約16分
- 伝送距離:約500m
- 速度:約50㎞/h
- カメラ:1,200万画素
- 動画:FHD
- センサー検知:30m
- 障害物検知:フライトオートノミー
- 操作:送信機
- 重量:300g
- サイズ:143×143×55 mm(長さ×横×高さ)
3つのシリーズの違いは?
3つのシリーズを比べると、価格、重量、カメラの画素数などどれをとっても、Spark、Mavic、Phantomの順で高くなっています。
Sparkは初心者でも扱いやすい機能がそろっているので、ちょっとした趣味やプライベートの撮影用のための最初の一台としては有用でしょう。
ただし、重量が300gと比較的軽いため、風に流されやすく、安全面では多少の難が残ります。
MavicはSparkよりは値が張りますが、30分近い飛行時間と持ち運びやすさは魅力的です。
Sparkで物足りなくなったときの次の一台や、Phantomや、プロ仕様のInspireシリーズのサブ機体として活躍してくれそうです。
もちろん、Mavicだけでも空撮は充分楽しめます。
Phantomのカメラの性能や飛行時の安定感および安全性は、他のシリーズに比べても群を抜いているの。
本格的にドローンを始めたいときにDJIのドローンから選ぶなら、まずはPhantom一択といっても過言ではないでしょう。
ドローンメーカー最大手DJIの正規品はどこで買える?
DJIの正規品の購入方法は主に4つあります。
- 公式オンラインストアから買う
- 実店舗で買う
- 正規代理店から買う
- AmazonやYahoo!ショッピングで買う
最もオススメなのは、やはり公式オンラインストアからの購入です。
古いモデルは定期的にキャンペーンなどが行われていることもあり、他のルートで購入するよりも安く買えることもあります。
また、楽天市場にも公式ストアが出店されています。
実店舗で実物を見て買いたいという場合は、DJI公式サイトの「取扱い店舗を探す」→「RETAIL STORES」から探すことができます。
北は北海道から南は沖縄まで店舗があるので、最寄りの店を探してみてください。
同じく、正規代理店も「取扱い店舗を探す」→「ENTERPRISE DEALERS」から探せます。
品揃えなどに関しては公式ストアよりは劣りますが、日本の正規代理店ならではのきめ細かいサービスを受けられることは魅力です。
なお、AmazonやYahoo!ショッピング、Yahoo!オークションなどからも購入できますが、公式でない以上、状態は保証されませんし、サポートも受けられないわ。
ただし、古いモデルが格安で売られていることもあるので、DJIの製品を試しに安く手に入れてみたいというときにはひとつの選択肢にはなるでしょうね。
まとめ
今回は、知名度と人気度でナンバーワンを誇るDJIのドローンを紹介してまいりました。
初心者から上級者までが楽しむことのできる高性能ドローンがたくさんありますね。
使用目的に合わせてご自分にピッタリの1台を探してみてください!