雑記

【2020最新版】ドローンのジャイロセンサーを徹底解説!おすすめの高性能ドローンも紹介!

引用:DJI公式サイト
エリカ
エリカ

ジャイロセンサーは今やドローンになければならない機能の1つになっているの。

タクミくんもジャイロセンサー付きのドローンを気づかないうちに操縦させているのよ。

タクミ
タクミ

そうなのか?!
ジャイロセンサーってなんだ…。

ということで今回は

  • ジャイロセンサーに関して
  • ジャイロセンサー付きドローンを選ぶポイント
  • おすすめ高機能ジャイロセンサー付きドローンの紹介

この3点を中心に解説していきます。

では以下を確認していきましょう。

ドローンのジャイロセンサーとは?

ジャイロセンサーとは、「角速度センサー」や「加速度センサー」のことです。

角速度センサーとは、「角度の速度を検知するセンサー」で、回転を読み取ることができます。

  • 角速度が「速い」とは、高速で回転しているコマのイメージ
  • 角速度が「遅い」とは、ゆっくり回転しているコマをイメージ

とすると分かりやすいのではないでしょうか。

以下でさらに詳しくセンサーに関して解説していきます。

加速度センサーとは

「一定の時間の中でどれだけ移動したかを検知するセンサー」

で、振動や傾きを検知することができます
(ただし、速度センサーではないため、速度自体は計測しません)。

例えば、ドローンを飛行中、風にあおられて傾いた時、ジャイロセンサーがその角速度や加速度がどれくらいかを検知すると、コンピューターがドローンを水平に保つためのモーター出力を計算し、それぞれのモーターに伝達します。

こうしたメカニズムによって、ドローンは安定した飛行が可能になります。

身近で分かりやすい例として、スマホが挙げられます。

スマホを横向きにすると画面も横向きに変化しますが、これはジャイロセンサーが搭載されているためです。

ジャイロセンサー搭載のドローンを選ぶ際のポイント

ジャイロセンサーは、ほとんどのドローンに搭載されています。

それだけ基本的なセンサーであり、重要なセンサーということになります。

その中でも6軸ジャイロ搭載のドローンが増えており、一般的に、6軸とは「角速度センサー3軸+加速度センサー3軸」を意味します。

センサーが多いほど、より安定した飛行が可能になります。

ジャイロセンサー搭載のドローンを探すときは、6軸ジャイロ搭載のドローンが良いでしょう。

初心者向けでも、6軸ジャイロ搭載のドローンは多数販売されていますので、ドローンを選ぶ際、少しだけ意識してみてください。

他にも注目したい高性能センサーの数々

ジャイロセンサーはドローンが安定して飛行するのに欠かすことのできないものであることがわかりましたが、ドローンには他にもたくさんの高性能センサーが搭載されています。

より安定した飛行を楽しむために、どのような高性能センサーがあるのかを見てみましょう。

気圧センサー

高度が高くなると気圧は低くなりますが、気圧センサーで気圧を測ることによってドローンの高度を検出することができます。

ドローンが自ら高度を把握することによって高度維持をすることが可能です。

無風状態の気圧を検知して高度を検出するので、気圧センサーはドローンの内部に搭載されるのが普通です。

気圧センサーは圧力を測定することができますが、ドローンが前方から受ける風の圧力を測定して飛行速度の検出をすることもできます。

超音波センサー

超音波が跳ね返ってくるまでの時間を計測して、地面との距離を検出することができます。

地上に近い場所では気圧センサーだけでは正確な高度を検出できませんが、超音波センサーによって高度維持が可能です。

超音波センサーは障害物との距離も検出することができるので、ドローンが障害物に接近しすぎないようにコントロールするのに役立ちます。

赤外線センサーによって障害物への接近や衝突を防ぐことのできるドローンもあります。

GPS

GPSはGlobal Positioning Systemの略で、全地球測位システムのことをいいます。

GPSはアメリカの衛星システムで、だれでも利用することができます。

GPSによってドローンが地球上のどこにいるのかを検出することが可能です。

緯度経度を設定すれば自動飛行が行えますし、同じ場所でホバリングを続けることができます。

ボタンを押すだけでホームポイントに戻るように指示できるのもGPSのおかげです。

建物の中や障害物によってGPSの受信ができなくなることもあります。

地磁気センサー

地磁気センサーによってドローンが東西南北のどの方向を向いているのかを知ることができます。

コンパスとも呼ばれていて、GPSによってドローンがどこにいるのかを知ることができますが、地磁気センサーによってドローンがどの方向を向いているのかを知ることが可能です。

地磁気センサーは常に磁気の影響を受けているので、離陸前に必ずコンパスキャリブレーションを行い調整する必要があります。

これを怠るとドローンが暴走する原因になることがあるので注意が必要です。

各種高性能搭載ドローンおすすめランキング

6軸ジャイロセンサーはもちろん、その他の高性能センサーによってさらに安定した飛行ができる高性能ドローンを紹介します。

初心者から上級者までが十分に楽しむことのできるラインナップです。

DJI Mavic 2 Pro

引用:DJI公式サイト

※参考価格185,720円

各種センサーをフル活用してさらにパワーアップしたFlightAutonomyシステムで、より速くダイナミックに、かつ安全な飛行ができるのがDJI Mavic 2 Proです。

機体の各側面に障害物センサーが付いているので、全方向障害物検知が可能になり、より安全な飛行ができるようになりました。

最大飛行速度72km/hで被写体を追尾することができ、障害物を回避しながら撮影することができるDJI社が誇る高性能ドローンです。

Hasselblad L1D-20cカメラ搭載でプロ仕様の空撮が可能となり、より安全に安定した飛行ができるため、初心者から上級者まで楽しむことができます。

詳細はこちら

DJI Spark

引用:DJI公式サイト

※参考価格46,518円

手のひらサイズで手軽にセルフィーを楽しむことができるDJI社のミニドローンです。

  • 顔認識機能でユーザーの顔を認識してから離陸
  • クイックスタートにより電源を入れて25秒以内に離陸
  • その場でのホバリング

などができたりするなど、機能面でも満足度の高い一台です。

ジェスチャーコントロールに対応しているので、手のひらや体の動きで機体を制御したりカメラのシャッターをきったりすることが可能です。

障害物センサーが前方についているので安全に飛行することができ、安心できます。

小型軽量なので旅行などでの持ち運びにも便利です。

詳細はこちら

まとめ

今回は、ドローンに搭載されているジャイロセンサーの機能についての基礎知識をしてまいりました。

ドローンが空中で安定するために欠かせないとても重要な機能であることがわかりましたので、ドローン購入の際にはぜひとも注目したいですね。

タクミ
タクミ

ジャイロセンサーだけじゃなく、ドローンには他にも様々なセンサーがあるんだな!

エリカ
エリカ

安定したホバリング、障害物回避など、ドローンを安全に飛行させるために高性能センサーが搭載されているわ。

空飛ぶ物体をコントロールするわけですから、各種センサーの機能を知ってより安全な飛行を心がけましょうね。