【ドローンキーパーソンインタビューVol.15-2】500名の中から採用された女性パイロット 堀内氏とはどんな人物なのか?(株式会社FLIGHTS) | DRONE OWNERS ドローンの楽しさを伝えるメディア

【ドローンキーパーソンインタビューVol.15-2】500名の中から採用された女性パイロット 堀内氏とはどんな人物なのか?(株式会社FLIGHTS)

  • 日付2017.11.01
  • 株式会社FLIGHTS代表取締役社長 峠下氏とパイロットの堀内氏にお話を伺う第2回目
  • 今回はFAAドローン免許を持つ堀内氏とドローンとの出会い
  • 二人の共通点と、堀内氏の人物像に迫る

ドローンの広告・宣伝に関する業務や代理業務など幅広く手がける株式会社FLIGHTS(フライト)の女性パイロット 堀内亜弥氏が入社前から取得している驚きのライセンスとは。好きなことには時間も労力も惜しまないという彼女と峠下氏が出会うまでにフォーカスをする。

株式会社FLIGHTS(フライト)の女性操縦士 堀内亜弥氏

株式会社FLIGHTSの女性パイロット 堀内亜弥氏

田口FLIGHTSには女性パイロットは何名か在籍されていますか?

峠下現在は、堀内のみです。弊社で唯一の女性パイロットかつFAAドローン免許(アメリカでドローンを商用利用の操縦をする際に必要な免許)保有者です。

田口唯一なのですね。それではそんなFAAドローン免許を取得されている、堀内さんとドローンとの出会いを教えてください。

堀内私は幼い頃から飛行機がとても好きでした。固定翼が滑空するところがすごくかっこよくて。実は、実家から5分くらいのところに空港があって、毎週日曜日は「父親と飛行機を見に行く」ということが日課だったんです。

株式会社FLIGHTSの女性パイロット 堀内亜弥氏

田口それは、自然と飛行機が好きになりますね。

堀内はい、そんな環境だったので、学生の頃から飛行機の免許を取りに海外に行ったりしていて、飛行機から見える景色を自分で撮影したいと思うようになりました。たまたま同時期にドローンが出てきて、ドローンだと上空からの景色を撮影できる!と思い、そこから興味を持ち始めました。

田口え!堀内さんは、飛行機の免許も持っているのですか!?

堀内はい、自家用の小型飛行機(4、5人乗りの飛行機)のライセンスを24歳くらいのときに取得して操縦していました。

田口それはすごい!ドローンに関わる前からFAA(アメリカ連邦航空局)にはなじみがあったのですね。

堀内そうですね。当初、パイロットに憧れを感じていた時期もあったのですが、旅客機のパイロットだと、決められた時間に決められた航路で決められた場所へ飛行しなければいけないので、私がやりたいこととは異なっていました。でも、飛行機が好きで自由に操縦したいと思っていたので、自分でお金を貯めて小型飛行機のライセンスを取りに行きました。

田口ライセンス取得というのは、単身でアメリカへ行ってどのくらいの期間で取得できるものなのですか?

堀内トータルで三カ月くらいでしょうか。当時は他に仕事をしていたので、夏休みや冬休みなど長期の休みを使って渡米してまた戻ってきて、というのを繰り返してライセンス取得に励んでいましたね。

田口長期休みということは1、2週間くらいですか?滞在して、練習しての繰り返し?

堀内そうですね。朝から夕方までずっと飛行機に乗りっぱなしでした。短期間ですが、ものすごく集中してやり込んでいました。

田口なるほど、それでライセンス取得に至ったのですね。ドローンに興味を持ってからは具体的には何をされたのですか?

堀内デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーのドローン専攻の3期生としてスクールに通いました。正直、1期生として通おうかと思っていたのですが踏ん切りがつかなくて…。
でもやってみなきゃ分からないと思い受講しました。

田口3期生だと、だいぶ早い時期でしたよね。初めてドローンに触った時はどうでした?

堀内怖かったですね。スクールで一番初めに渡されたのが、トイドローンのRCコンパクトドローン(安定装置の付いていない200g以下のドローン)だったので操縦がとても難しくて。

田口僕もスクールで講師をする際に、その機体を使っていた時期があるのですが、難しいですよね。慣れるまで時間がかかったのではないですか?

堀内はい、スクールでのテストがその機体だったのでずっと練習していました。カラオケBOXの個室に入り、風の影響を受けないようにクーラーを消してひたすらホバリング。もう、あの時期は周りが見えないくらい練習していました。

田口地味な練習ですけど、そうやって集中してやることが重要ですよね。そして見事に合格して、卒業されてドローン関係の仕事をされていたのですか?

堀内いえ、ドローンを使うような仕事をしたいなとは思っていましたが、正直、最初はどんな仕事があるかも分からなくて、副業程度にやれたらいいなと思っていました。

田口そうだったのですね。では、どこからその意識が変わったのですか?

堀内FLIGHTSに入社してからですかね。最初は空撮のパートナー募集を見て、本業に支障がない程度にできるかと思って応募しました。

田口峠下さんは、なぜ堀内さんと手を結んだのですか?

峠下約500名の方から応募をいただいた中から、堀内を採用したのですが、その理由は2つありました。
1つは、彼女がこの仕事をやる理由が明確だったからです。飛行機とか空に関わることが好きっていうのが明確に今までの人生の形に落とし込まれていて、その延長線上でスクールに入っているので、彼女はそれを職業にした方がいいと感じました。それがパイロットであれ、その関連の支援する営業であれ、どういう形かうちの会社に入って、ドローンで価値提供する事をやってもらった方がいいと判断しました。やっぱり人生でそういう部分があると働く理由になるので。

株式会社FLIGHTS 代表取締役社長 峠下周平氏

株式会社FLIGHTS 代表取締役社長 峠下周平氏

田口なるほど。もう一つは?

峠下彼女が冷静かつ誠実だったことです。パートナー募集した当時、自分の力量はともかく仕事が欲しいというガムシャラな方も多かった中で、彼女は今の業界の現状をみて、どういう事が自分に仕事としてできるかというところを質問してきました。

田口視点がシビアですね。やはり、その辺は女性の方がリアルに見ているということですかね。採用する意味がすごくよく分かります。

まとめ

峠下氏と堀内氏はお互いに幼少期から航空機や空に慣れ親しむ環境で育ち、ドローンを通じて出会うべくして出会ったような2人だった。次回は、副業として考えていたドローンを本業として捉えるようになった堀内氏の心境の変化について詳しく伺う。掲載は11月8日を予定。お楽しみに!

インタビュアー紹介
田口 厚
インタビュアー:田口厚株式会社 Dron é motion(ドローンエモーション)代表取締役
1998年〜IT教育関連NPOを⽴上げ、年間60回以上の⼩学校現場における「総合的な学習」の創造的な学習⽀援や、美術館・科学館などにてワークショップを開催。その後Web制作会社勤務を経て中⼩企業のWeb制作・コン サルティングを主事業に独⽴。
2016年5⽉株式会社Dron é motionを設⽴、IT・Web事業のノウハウを生かしながら空撮動画制作・活⽤⽀援を中⼼に、ドローンの活⽤をテーマにした講習などの企画・ドローンスクール講師、Web メディア原稿執筆などを⾏う。「Drone Movie Contests 2016」 ファイナリスト。
http://www.dron-e-motion.co.jp/

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