【ドローンキーパーソンインタビューVol.9-2】エバンジェリスト西脇氏のベストBuyドローンとは? | DRONE OWNERS ドローンの楽しさを伝えるメディア

【ドローンキーパーソンインタビューVol.9-2】エバンジェリスト西脇氏のベストBuyドローンとは?

  • 日付2017.03.15
  • 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エバンジェリストの西脇資哲氏にお話を伺う2回目
  • エバンジェリストとしてのドローン購入スタイルとこだわり
  • これまで多くのドローンを自費で購入し、現在28機を所有する西脇氏のベストBuyドローンとは?

前回は、西脇氏がドローンのエバンジェリストになった経緯について伺った。今回は、長年にわたり数多くの機体に触れてきた西脇氏に、お気に入りのドローンや、エバンジェリストならではのドローンの購入スタイルついて詳しくお話を伺う。

エバンジェリストが心がけるドローンとの付き合い方

 

日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト、業務執行役員 西脇資哲氏

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員・エバンジェリスト 西脇資哲氏

【田口】西脇さんはかなりの数のドローンを所有されていると伺っていますが、何機くらいお持ちなのですか?

今は28機くらい持っていて、一番最近はInspire2を買いました。意外に思われることが多いのですが、ドローンはいつも、自費で購入しています。

【田口】え、全て自費購入なんですか?

そうです。自費購入することでドローンを大切に扱えますし、愛情も湧きます。そういう気持ちって、講演を見ている人にも伝わりますからね。

【田口】28機もあると、置き場所に困りませんか。

場所は取りますね。ただ、古い機体は安全面を考えると怖さもあるので、売ったりして、手放してもいるんですよ。

【田口】ドローンは技術の進歩が早いので、1年前の機体でも、現行機と比べるとずいぶん古いものに見えますよね。

そうですね。もし古い機体を持っていても、もっと安全で性能の良いものが出ていますから、どうしてもそちらを使います。
あ、28機というとたくさんの機種を持っているみたいですが、実は私は同じ機体を2機買っているんです。

【田口】2機ずつ持っているんですか?

そうです。仕事でドローンの説明会などをさせていただくことが多いのですが、直前まで飛んでいた機体がうまく飛ばない…ということがまれにあるので、パックアップとしてもう1機持っています。1機しか持っていなくて本番で飛ばなかったら、エバンジェリストとしてお話できませんからね。

【田口】なるほど。僕も空撮の仕事では予備機も含めて必ず同型機を2機持っていきますが、それと同じ感覚ですね。

これは別にドローンに限った話ではなくて、IT全体に言えることなんですよ。バージョンアップも2機同時にはやらずに、1機ずつです。いつでもきちんと動く状態に保つことを心掛けています。

エバンジェリスト西脇氏のベストBuyドローンとは

【田口】28機の中で、お気に入りのドローンを教えてください。

そうですねぇ。迷うところですが、Inspireシリーズでしょうか。トランスフォーメーション(変形)のギミックがたまらないです。

Inspireがトランスフォーメーションする様子

【田口】Inspireですか。あの変形はワクワクしますよね!

トランスフォーメーションだけでも合格なのですが、それがハッタリではなくて、カメラが横を向いたときにアームが写り込まないようにするという役割を担っているところも優れていますよね。アームじゃなくてカメラの方をもっと下げたほうが合理的なのではないか?と思ったりもするのですが、そこじゃないんですよね。それでいてあの戦闘的なスタイルは抜群にカッコイイですし、空撮用ドローンとしてのスペックも申し分ないです。

【田口】以前、花火大会の撮影で花火の打ち上げ現場に向かっていくInspire1の写真をスマホで撮ったら、まさに敵に立ち向かっていくヒーローみたいな後姿がカッコよかったです!(笑)。

花火を撮影するInspire1

花火を撮影するために飛ぶInspire1

私も2〜3年前に初めてInspire1が飛ぶところを見たときは、変形することに感動して「もう一回、もう一回やって!」って言って、それだけ撮影していました(笑)。カメラのスペックとか機体の性能とか関係なく、トランスフォーメーションだけで、その場にいた人がみんな、興奮していましたね(笑)。

【田口】わかります(笑)。Inspireが一番お気に入りなんですか?

いえ、Inspireは2番目ですね、1番は、ダントツでPhantom4ですね。比較的誰でも手に入れやすい本格的なドローンとして、一つの完成形ではないでしょうか。デザインもムダがなく、極めて安全です。2016年に発売されたドローンとしては、集大成だと思います。

Phantom4

Phantom4

実用面だと、3は表面がザラついていて汚れが付きやすかったのですが、4はツルツルしていて汚れが落ちやすく、常にキレイに保つことができるようになったのが嬉しいポイントです。私はいつもアルコールティッシュを持ち歩いて、フライト後には必ずキレイに拭いているんです(笑)。

【田口】飛ばすと、虫の血や汚れがけっこう付きますよね。僕もアルコールティッシュは必需品です。それにしても西脇さんはドローンのこと、愛していますねぇ。

愛していますね(笑)。ドローンはかわいいです!

【田口】僕はドローンを部屋に飾るのが好きなのですが、西脇さんは飾っていますか?

ドローンのエバンジェリストになる前、純粋な趣味だったころは飾っていたのですが、今は全くないですね。ドローンがプロとしての仕事になってからは飾らなくなりました。見えるところには置いてなくて、全部ボックスにしまってあります。私のプライベートにはITもドローンもないですね。仕事に集中するためにも、オフタイムは完全に切り替えています。

まとめ

今回は、数多くのドローンに触れてきた西脇氏とのドローン談義に花が咲いた。ドローンに対する愛情の大きさと同じくらい、仕事としてのストイックさも持ち合わせているのが印象的だった。
次回は、西脇氏から見たドローンの魅力と将来像について詳しくお話を伺う。掲載は3月22日を予定。お楽しみに!

 

インタビュアー紹介
田口 厚
インタビュアー:田口厚株式会社 Dron é motion(ドローンエモーション)代表取締役
1998年〜IT教育関連NPOを⽴上げ、年間60回以上の⼩学校現場における「総合的な学習」の創造的な学習⽀援や、美術館・科学館などにてワークショップを開催。その後Web制作会社勤務を経て中⼩企業のWeb制作・コン サルティングを主事業に独⽴。
2016年5⽉株式会社Dron é motionを設⽴、IT・Web事業のノウハウを生かしながら空撮動画制作・活⽤⽀援を中⼼に、ドローンの活⽤をテーマにした講習などの企画・ドローンスクール講師、Web メディア原稿執筆などを⾏う。「Drone Movie Contests 2016」 ファイナリスト。
http://www.dron-e-motion.co.jp/

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