【ドローンキーパーソンインタビューVol.11-4】ブルーイノベーションが描く「全自動ドローン」が活躍する未来 | DRONE OWNERS ドローンの楽しさを伝えるメディア

【ドローンキーパーソンインタビューVol.11-4】ブルーイノベーションが描く「全自動ドローン」が活躍する未来

  • 日付2017.06.21
  • ブルーイノベーション株式会社 代表取締役の熊田貴之氏にお話を伺う最終回
  • 熊田氏が描く全自動ドローンの構想とは
  • ブルーイノベーションが目指す、未来のインフラ整備

古くからドローン関連ソリューションを提供し、ドローン専用飛行支援地図サービス「SORAPASS」など、幅広い分野でドローンのサービスを提供するブルーイノベーション株式会社。
新しい技術を開発するだけでなく、国のドローン運用ルール作りやパイロットの育成にも寄与するブルーイノベーションと熊田氏。連載最終回となる今回は、熊田氏が思い描くドローンの未来について詳しく伺う。

ブルーイノベーションが描く「全自動ドローン」が活躍する未来

田口いろいろとお話を伺ってきましたが、技術開発会社としてブルーイノベーションが目指すビジョンを教えてください。

熊田時間はかかるでしょうが、全自動ドローンの開発を目指したいと思っています。2020年までにはある程度自動化して、インフラサービスでブルーイノベーションの技術・ソリューションが使われている状況を作りたいですね。

ブルーイノベーション株式会社 代表取締役 熊田貴之氏

ブルーイノベーション株式会社
代表取締役 熊田貴之氏

田口ただそうなると、JDUIAから輩出しているドローンパイロットの資格と、全自動ドローンは相反する存在になりませんか?

熊田全自動ドローンと言っても、ボタン一つで使えるものではありません。全自動でも知識やノウハウがないとオペレーティングできないと思います。JUIDAでは基礎知識の習得に加えて安全運航管理といった現場での運用やリスクアセスメントを学ぶ課程もありますので、そういった知識やノウハウが全自動ドローンの運用時に役に立つと考えています。

田口全自動と言っても、使いこなすのはあくまで人間なのですね。

熊田そうですね。運用時のリスクなどは、実際に飛ばしてみて理解できることも多いと思います。

田口確かにそうですね。例えば、ドローン周辺で起きる気流が飛行へ及ぼす影響は、実際に飛ばしてみないとわかりません。そういったことを理解した上で、自動飛行のオペレーションをすることが重要ですね。

熊田自動化と言っても、完全に無人化することは難しいでしょう。やはり、ドローンパイロットやオペレーターは重要な存在です。

田口全自動ドローン開発に向けて、熊田さんの興味はロボット技術に傾いているのでしょうか?

熊田ロボット技術に限らず、携帯、モビリティを全て含めて、どうあるべきか…ということを見つめています。「ブルーイノベーション」という社名は、未開拓な分野を切り開くという気持ちを込めて付けたんです。

ブルーイノベーション

田口そうなのですね。まさに、ビジネス用語の「ブルーオーシャン」に由来する名前ですね。

熊田その通りです。元々は海に関連した事業から始まって、空にまつわる事業へと発展していますが、ブルーは空でも海でも当てはまり、ぴったりの社名と考えたのです。そういう、未知なる分野の技術革新、価値創造をしていこうという気持ちを込めています。

田口では、最後の質問です。インタビューするみなさんにお聞きしているのですが、熊田さんにとって「ドローン」とはどんな存在でしょうか?長い付き合いかと思いますが。

熊田うーん、そうですね…。私にとっては、人々が豊かに暮らせる生活環境をサポートする基盤であり、社会インフラの一つにドローンがあると思っています。そのインフラ作りに、少しでもブルーイノベーションが貢献できればと考えています。そして、多くの人々が喜んでいただける空間づくりに貢献するのが私たちの役目であり、絶えず開発およびサービスを継続していくつもりです。

ブルーイノベーション株式会社 代表取締役 熊田貴之氏

まとめ

ブルーイノベーションは日本のドローン産業の創成期から業界の発展に積極的に貢献し、技術開発・ルール作り・人材育成などに関わってきた。そしてこの先、ブルーイノベーションと熊田氏が進めていく「ドローンが社会インフラになっていく未来」とは、いったいどんな世界だろうか。ワクワクしながら、私たちもその未来を応援したい。

インタビュアー紹介
田口 厚
インタビュアー:田口厚株式会社 Dron é motion(ドローンエモーション)代表取締役
1998年〜IT教育関連NPOを⽴上げ、年間60回以上の⼩学校現場における「総合的な学習」の創造的な学習⽀援や、美術館・科学館などにてワークショップを開催。その後Web制作会社勤務を経て中⼩企業のWeb制作・コン サルティングを主事業に独⽴。
2016年5⽉株式会社Dron é motionを設⽴、IT・Web事業のノウハウを生かしながら空撮動画制作・活⽤⽀援を中⼼に、ドローンの活⽤をテーマにした講習などの企画・ドローンスクール講師、Web メディア原稿執筆などを⾏う。「Drone Movie Contests 2016」 ファイナリスト。
http://www.dron-e-motion.co.jp/

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