【ドローンキーパーソンインタビューVol.10-4】ドローンを通して世界とつながる谷+1。氏のドローン活用術 | DRONE OWNERS ドローンの楽しさを伝えるメディア

【ドローンキーパーソンインタビューVol.10-4】ドローンを通して世界とつながる谷+1。氏のドローン活用術

  • 日付2017.04.26
  • ドローンを使ったネタを披露する「ドローン芸人」である谷+1。氏にお話を伺う最終回
  • 目標であったドローンでの3冠獲得を達成し、今年は活躍の場を世界へ広げる
  • コミュニケーションツールとしてドローンを使うことで、世界とつながっていく

谷+1。(たにぷらすわん)氏は、ドローンを使ったパフォーマンスを披露し、レースで上位入賞する腕を持つとともに、空撮もこなしている。ドローンをフルに活用している印象を持つのだが、今後はどんな計画があるのだろうか。今回はそのあたりについて詳しく伺う。

田口いろいろな方面でドローンを活用している谷さんですが、今後のプランはあるのですか?

谷+1。氏僕の中では、3冠王を取るぞ!という目標があって、3月に全て達成したんです。1冠目はドローン芸。これに関しては、ドローンパフォーマンスで世に出ることができました。2冠目は空撮で絶景を撮るということ。これは、番組の企画で世界遺産を空撮できる機会をいただいて達成できました。3冠目はドローンレースで結果を残すというもの。これに関しては、3月に開催された「ISHIGAKI DRONE RACE 2017」で3位入賞したことで達成しました。

ドローン芸人の谷+1。氏

ドローン芸人の谷+1。氏

田口次に目指すところはどこですか?

谷+1。氏次は、仕事の場を世界に広げたいと考えています。これだけインターネットが普及して誰とでもやりとりができる世界になったので、日本だけでなく世界の人たちに自分のことを知ってもらいたいと思っています。これからは世界のドローンレースに挑戦したり、ドローン芸を世界の人に見てもらうことを目指しています。

田口谷さんのお話を聞いていると、当初から日本だけでなく世界をフィールドに動いていますよね。ロサンゼルス修業で芸を磨いたり、Parrotのフランス本社と交流を深めたり、ハワイのドローンレースに参加したりと、もともと国境を気にしていないように見えます。

谷+1。氏僕は英語が話せるわけではないのですが、ドローン芸に言葉は関係ないですね。ハワイのドローンレースに参加したときは、世界の友だちがたくさん増えました。ドローンって、不思議と言葉の壁を超えてコミュニケーションが取れるんだなと感じました。

田口どうやって友達になったんですか?

谷+1。氏「そのドローン、何のモーターを付けているんだい?」って聞かれて、「どこのメーカーの2205モーターだよ」と簡単に答えただけでも「おお、いいモーターを付けているな!」みたいな感じで、コミュニケーションが取れるんですよね。ちょっと恥ずかしいですけど、この時には、ドローンは人類をまとめられるツールだと思いましたね(笑)。

田口ドローンがコミュニケーションツールというのは、新しい発想ですね。

谷+1。氏2017年1月にラスベガスで開催された、世界最大の家電見本市であるCES(Consumer Electronics Show)で、映像が乱れにくいデジタル信号の通信技術を使ったドローンレースを視察しました。そのとき、レースに参加しているドローンレーサーに「おお、お前、ハワイにいたな!日本のコメディアンだ!」って声をかけてもらったんです。顔を覚えていてくれたみたいで、すごくうれしかったです。

田口谷さんが着ているそのTシャツも、覚えてもらいやすいですよね。

日本語と英語のメッセージが入ったオリジナルデザインのTシャツ

日本語と英語のメッセージが入ったオリジナルデザインのTシャツ

谷+1。氏このTシャツを見た外国の方から「おお、お前、いいメッセージを書いてるな!」と声をかけられます。そういうちょっとした交流も平和に結びつくと思っているので、積極的に増やしていきたいです。今では、コロンビア、チリ、アメリカ、カナダ、フランス、オーストラリア、韓国、インドネシア、中国…と、さまざまな国の人とつながっています。

田口最後の質問ですが、谷さんにとって「ドローン」とは何でしょう?

谷+1。氏さっきも話しましたが、やっぱりコミュニケーションツールですね。普通に生活していたら出会えない人に出会えるツールです。 2年くらい前、その当時開催されていたドローンのイベントやセミナー、会合などに全部出席していたことがありました。谷+1。という芸人を知ってもらいたいということもあったのですが、何より、ドローンって楽しいよ!ということをたくさんの人に伝えたくて。

田口僕もそのころはいろいろなイベントに顔を出していたのですが、いつも谷さんがいました(笑)。ドローンがコミュニケーションツールだという視点は、谷さんのお話を聞いていると説得力があります。

谷+1。氏ドローンを好きになったおかげで、田口さんを含め、たくさんの人たちと運命的な出会いをすることができたのかなと思います。

ドローン芸人の谷+1。氏

まとめ

ドローンをコミュニケーションツールとして捉える谷+1。氏の視点はとても新鮮だった。高いチャレンジ精神とドローンが組み合わさることによって、ドローンは運命的な出会いのツールになったのだろう。日本のドローン芸人から、世界を舞台に活躍するマルチパフォーマーへ飛躍する谷+1。氏から今後も目が離せない。

インタビュアー紹介
田口 厚
インタビュアー:田口厚株式会社 Dron é motion(ドローンエモーション)代表取締役
1998年〜IT教育関連NPOを⽴上げ、年間60回以上の⼩学校現場における「総合的な学習」の創造的な学習⽀援や、美術館・科学館などにてワークショップを開催。その後Web制作会社勤務を経て中⼩企業のWeb制作・コン サルティングを主事業に独⽴。
2016年5⽉株式会社Dron é motionを設⽴、IT・Web事業のノウハウを生かしながら空撮動画制作・活⽤⽀援を中⼼に、ドローンの活⽤をテーマにした講習などの企画・ドローンスクール講師、Web メディア原稿執筆などを⾏う。「Drone Movie Contests 2016」 ファイナリスト。
http://www.dron-e-motion.co.jp/

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